東日本旅客鉄道(株)は、エコ薄型電気掲示器導入による駅の省エネルギー化の取り組み状況を発表した。同社グループは、地球温暖化防止を目的に、駅・オフィスにおける使用エネルギーの削減の取り組みとして、2009年1月からLEDを使用した案内掲示器(エコ薄型電気掲示器)を山手線目白駅と中央線市ヶ谷駅など首都圏を中心に、約120駅へ約1,800台導入し、省エネルギー化に取り組んでいる。今般、同案内掲示器を開発した(株)新陽社が、経済産業省主催の平成21年度省エネ大賞(中小企業庁長官賞)を受賞したという。同案内掲示器は、1)従来の蛍光灯型の電気掲示器に比べ消費電力を60%カット、2)電気掲示器の表示面の明るさを均一化、3)約4万時間以上(蛍光灯の約3倍)の長寿命、などの特徴をもつ。