埼玉県環境科学センターは「クビアカツヤカミキリ発見大調査2022」の結果を発表した。特定外来生物に指定されている「クビアカツヤカミキリ」は、幼虫期にサクラなどのバラ科樹木を食害をもたらす。成虫(体長:25~40ミリ)は、全体的に光沢のある黒色で胸部が赤いなどの特徴がある。埼玉県では、平成25年に草加市と八潮市で3カ所の被害報告(県内初確認)。翌年に八潮市で、さらに平成29年には県内8市24カ所で確認されるなど、被害地域が拡大している。同センターでは、「クビアカツヤカミキリ発見大調査」を平成30年度から実施し、被害の把握に努めている。この調査は、県内の公園や河川敷、学校などに植えられたサクラを中心に、県民から被害や成虫発生状況について情報提供を得てとりまとめたもの。令和4年年は、県内47市町(1034カ所)から報告があり、22市町(598カ所)で被害が確認された。令和4年度に新たに被害が発生した自治体は、長瀞町、滑川町、神川町、小川町及び東秩父村の4町1村であった。またこれら情報に基づき「クビアカツヤカミキリ調査地点マップ(3次メッシュ(1km×1km))」を作成している。
情報源 |
埼玉県 報道発表資料
埼玉県 報道発表資料(PDF) |
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機関 | 埼玉県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 特定外来生物 | 埼玉県 | クビアカツヤカミキリ | 地図化 | 神川町 | 埼玉県環境科学センター | クビアカツヤカミキリ発見大調査 | 滑川町 | 小川町 | 長瀞町 |
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