国内ニュース


 昭和シェル石油(株)、CIS太陽電池生産技術共同開発の成果を生産工場に導入へ

発表日:2010.02.26


  昭和シェル石油(株)は、同社の100%子会社である昭和シェルソーラー(株)と中外炉工業(株)が、CIS太陽電池(Copper(銅)、Indium(インジウム)、Selenium(セレン)が主成分)の生産技術に関する共同開発の成果を、宮崎県国富町に建設中の第3工場に導入することで合意したと発表した。両社が共同で開発を進めてきた「光吸収層製膜用量産型熱処理装置」は、昭和シェルソーラーが世界に先駆けて確立したCIS太陽電池製造技術と、中外炉工業が薄型パネルディスプレイ(プラズマ、液晶など)や各種電子材料、機能材製造装置分野で培ってきた熱処理技術を融合した成果。昭和シェルソーラーは、2011年中におよそ1ギガワット(1000メガワット)の年産能力を確立する第3工場の建設を順調に進めており、両社は、第3工場の商業生産の実現を確固たるものにするため、引き続き連携していくという。

情報源 昭和シェル石油(株) プレスリリース
機関 昭和シェル石油(株)
分野 地球環境
キーワード 昭和シェルソーラー | CIS太陽電池 | 昭和シェル石油 | プラズマディスプレイ | 中外炉工業 | 共同開発 | 宮崎県国富町 | 熱処理 | 液晶ディスプレイ
関連ニュース

関連する環境技術