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 京セラ(株)、滋賀県野洲市に太陽電池セルの新工場を竣工

発表日:2010.03.02


  京セラ(株)は、世界規模で拡大する太陽電池の需要に対応するため、太陽電池セル増産に向けた新生産拠点の建設を進めており、今回、同グループの国内工場棟で最大規模となる新工場(滋賀県野洲市)が竣工したと発表した。同拠点は、滋賀県東近江市の滋賀八日市工場に続き、高い要素技術を誇る太陽電池セルの第2の生産拠点となる。この新工場では、生産性を大幅に向上した生産ラインで、量産レベルの多結晶シリコン型では最高クラスの高効率セルを生産して、新型太陽電池セルなどの研究開発も行っていく。なお、同社は、1982年に世界で初めて鋳造法による多結晶シリコン型太陽電池セルの量産化に成功して以来、滋賀八日市工場で太陽電池セルの生産の鍵となる要素技術や量産化技術を蓄積してきた。これらの技術を駆使した太陽電池セルを、このたびの同新工場と滋賀八日市工場の2拠点で生産していくという。

情報源 京セラ(株) ニュースリリース
機関 京セラ(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 太陽電池 | 京セラ | セル | 高効率 | 生産拠点 | 野洲市 | 多結晶シリコン | 滋賀八日市工場
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