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 日印産連、印刷業界のカーボンニュートラルを宣言

発表日:2022.04.13


  (一社)日本印刷産業連合会(日印産連)は、印刷業界として持続可能な社会の実現に貢献していくため、「2050年カーボンニュートラル宣言」を業界内外に公表した。同連合会では、1997年に「京都議定書」の採択を受け、「環境委員会」を設置し積極的に環境対応を図ってきた。2002年に印刷工場の環境配慮度を評価・表彰する「印刷産業環境優良工場表彰制度」を設け、2006年に工場や印刷資機材の環境配慮を認証する印刷業界独自の「グリーンプリンティング(GP)認定制度」を構築・推進し、省エネ活動を中心に温室効果ガスの排出抑制に積極的に取り組んでいる。さらには、印刷業界は従業員100名未満の事業所が98%であるなど小規模主体の業界であり、新たな設備投資が難しい敬遠環境であるが、デジタル印刷機や高効率印刷機の導入促進、空調・動力関係の設備更新など積極的な省エネ活動に取組んできたという。今回の宣言では、1)省エネの更なる推進、2)再エネ・新エネの活用、3)プロセス・構造の転換によるエネルギー効率の最大化を具体的な施策として挙げている。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、持てる技術、知恵を結集し、積極的に挑戦していくという。

情報源 (一社)日本印刷産業連合会 新着情報(PDF)
機関 (一社)日本印刷産業連合会
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | エネルギー効率 | 省エネ活動 | カーボンニュートラル宣言 | 日本印刷産業連合会 | 印刷業界 | 印刷工場 | デジタル印刷機 | 高効率印刷機
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