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 自転車ユーザーに最大限配慮・ナビ機能を拡充　Yahoo! MAP

  ヤフー株式会社が提供する地図アプリ「Yahoo! MAP」は、「自転車のルート検索」を追加し、「ターンバイターン方式のナビ」提供を開始した。「Yahoo! MAP」は、ユーザーがスムーズに、ひとつのアプリであらゆる場面の移動ができるよう、機能拡充を進めている。近年、電動アシスト車の普及等も手伝い、自転車ユーザーは増加傾向にある。その傾向はコロナ禍において加速しており、エコな交通手段である自転車を取り入れたライフスタイルの定着や、自転車と共生する低炭素社会の実現が希求されている（参考：国土交通省施策「サイクル都市環境」）。一方、自転車などが首都高速道路に誤進入した事案が発生しており、その約3割はナビアプリを使用するユーザーによって引き起こされている。そのため首都高速道路（株）は、自動車モード等の利用に留意し、画面を注視しすぎないよう促している（情報源：首都高ドライバーズサイト）。今回の機能拡充は、さらなる増加が見込まれる自転車ユーザーの「利便性」と「安全性」に配慮したものとなっている。目的地を検索し、「自転車のルート検索」を選択すると、自転車での走行に最適なルートが提案される。「ナビ開始」をタップすると、目的地に到着するまでの「音声案内」が始まり、交差点が近づくと視認性の高い「案内パネル」が表示される。「雨雲レーダー」と連動しているため、ルート上の雨雲の動きと降水量も確認できる（スライダー操作：1時間前から最大6時間先）。「Yahoo! MAP」はカーボンニュートラルに向けた様々な取り組みを推進しており、2022年度に入り、EV充電スポットマップの提供などを開始している。各種機能・サービスの提供を通じて、気候変動問題などに関するユーザー理解を促し、一人ひとりが環境に配慮した生活を心がけるための後押しをすることで、脱炭素化への貢献や持続可能な社会の実現を目指す、と事業展望を添えている。