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 ラベルでGHG削減効果が分かる農産物を実証販売 農水省

発表日:2022.10.26


  農林水産省は、温室効果ガス削減の「見える化」する取組を発表した。農業由来の温室効果ガスの削減には、化石燃料、化学肥料や化学農薬の削減等の環境負荷低減の取組が効果的だが、こうした取組を行っている生産者の努力が的確に評価される方法や、その努力を分かりやすく消費者に伝える方法がこれまでなかった。同省では、「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、温室効果ガス削減効果を分かりやすく情報発信することで、消費者が地球環境に良い農産物を選択できる環境を整えていく。今回、温室効果ガスを削減して栽培された農産物の実証に関し、生産者の環境配慮の取組や販売先がわかるWEBサイトを開設する。WEBサイトでは、温室効果ガスの削減効果を星の数で表示する「見える化」ラベルを添付した農産物(令和4度はコメ、トマト、キュウリ)がどのように栽培をしているか、また、温室効果ガスを削減して栽培された農産物がどこで販売されているかを掲載しており、販売先の情報は随時更新するとしている。

情報源 農林水産省 報道発表資料
温室効果ガス削減の「見える化」ラベル
機関 農林水産省
分野 環境総合
キーワード 環境配慮 | GHG | 温室効果ガス削減 | 削減効果 | みどりの食料システム戦略 | 「見える化」ラベル | 実証販売
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