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 「みどりの食料システム戦略」の実現に貢献する技術を紹介 農水省

発表日:2022.11.08


  農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.1.0)に2030年までに利用可能な技術を追加した技術カタログ(Ver.2.0)を公開した。みどりの食料システム戦略の実現に向け、戦略の各目標に貢献し、現場への普及が期待される技術をとりまとめた技術カタログ(Ver.2.0)では、作目別に81件の技術を追加収録しており、技術開発の目指す姿・目的、期待される効果、みどりの食料システム戦略における貢献分野(温室効果ガス削減等)、これまでの研究開発成果・進捗状況、今後の開発スケジュール、技術の問い合わせ先等を記載している。技術カタログ(Ver.2.0)で紹介している技術の一例として、水稲では、水稲有機栽培における雑草防除体系の確立。畑作では、生産性向上と持続性の両立を実現する生物的硝化抑制(BNI)強化品種の開発。露地野菜では、バイオスティミュラント資材による作物病害虫軽減。果樹では、振動を用いた害虫制御技術。畜産では、飼料による乳牛ゲップ由来メタン排出の抑制等を紹介している。

情報源 農林水産省 報道発表資料
技術カタログVer.2.0(PDF)
機関 農林水産省
分野 環境総合
キーワード 水稲 | 畜産 | 果樹 | 温室効果ガス削減 | 有機栽培 | みどりの食料システム戦略 | 技術カタログVer.2.0 | 露地野菜 | バイオスティミュラント資材 | ゲップ
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