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令和4年度「鳥獣被害防止に向けた集中捕獲キャンペーン」の実施 環境省と農水省
発表日：2022.11.15
環境省と農林水産省は、令和4年度「鳥獣被害防止に向けた集中捕獲キャンペーン」を実施すると発表した。近年、ニホンジカ・イノシシについては、生息数の増加や生息域の拡大により、生態系、農林水産業及び生活環境に深刻な被害を及ぼしている。平成25年に両省が取りまとめた「抜本的な鳥獣捕獲強化対策」において、ニホンジカ・イノシシの生息頭数を令和5年度までに半減させる「半減目標」を策定した。令和2年度及び3年度に、狩猟期(主に11月～翌3月)を中心に全国的にニホンジカ・イノシシの捕獲強化を行った結果、令和2年度に約135万頭と過去最高を記録し、令和3年度に125万頭を全国で捕獲した。ニホンジカ・イノシシの生息状況や農作物等の被害状況を踏まえ、各都道府県において捕獲目標頭数の見直しを行い、令和4年度における各都道府県の合計の捕獲目標頭数は、令和3年度の捕獲頭数と比較して約18万頭増の143万頭となった。また、令和4年度の同キャンペーンにおいても、両省が連携し、地方公共団体等への各種支援を行い、鳥獣被害の防止に向けた普及啓発等にも取り組むという。
