環境省は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)を実施する(募集期間:令和4年12月2日~12月9日)。国内希少野生動植物種の指定対象種は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令(以下「施行令」)に規定されている。同省において、国内希少野生動植物種の選定に係る実態調査を実施しており、その個体数が著しく減少しているなどの基準に該当したもののうち、種の存続の困難さによる視点、施策効果による視点等も加味して候補種を選定している。近年では、年間30から60種程度の国内希少野生動植物を指定している。今回、身近な水生昆虫であった「ゲンゴロウ」や、国立科学博物館らの分子系統解析などによって別種であることが明らかになった「ホムラハコネサンショウウオ」等15種について、新たに国内希少野生動植物種として追加する政令案を作成した。個体数、分布その他の必要な生息・生育情報が得られ、その保存を図る必要があるとのこと。意見募集は電子政府の総合窓口「e-Gov」にて提出することが出来る。
情報源 |
環境省 報道発表資料
e-Govパブリックコメント実施ページ 〔資料〕令和4年度希少野生動植物種専門家科学委員会資料 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 絶滅危惧種 | パブリックコメント | 野生動植物 | 国内希少野生動植物種 | 希少生物 | サンショウウオ | 種の保存 | 水生昆虫 | ゲンゴロウ | ホムラハコネサンショウウオ |
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