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 有害廃棄物の不法輸出入防止アジアネットワークWS インドネシアで開催

発表日:2023.03.02


  環境省は、バーゼル条約東南アジア地域センター及びインドネシア共和国環境林業省と共催で開催した「有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークのワークショップ」の成果を紹介した(開催日:令和4年11月1日~3日、於:インドネシア)。このワークショップ(WS)は、有害廃棄物の不法輸出入防止のため、各国のバーゼル条約実施能力の向上及び関係国間の情報交換体制を整備することを目的としている。廃プラスチック及び電気・電子機器廃棄物にかかる条約附属書改正に焦点を当てたバーゼル条約の規制と施行に関する国別報告について、廃プラスチックやE-waste(電気電子機器廃棄物)の越境移動の傾向の分析と事前アンケートの結果を基に議論し、廃プラスチックに関する条約附属書の改正が発効した2020年1月以降の有害廃棄物の越境移動の傾向について情報共有した。ESM(電子支援対策)の促進に向けた活動について、各国が廃プラスチック及びE-wasteのリサイクルの促進に向けた国内の法制度、産業界における環境上適正な管理の促進活動、拡大生産者責任の導入等について最新状況について情報を共有した。バーゼル条約東南アジア地域センターとバーゼル条約アジア太平洋地域センターからはアジア地域におけるESMの促進に向けた事業に焦点を当てた活動報告が行われたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 廃プラスチック | インドネシア | 不法輸出入 | E-waste | ESM | 電気電子機器廃棄物 | バーゼル条約東南アジア地域センター | 有害廃棄物の不法輸出入防止
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