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 双日、ソルガムの試験生産を開始 宮崎県と資源循環で連携

発表日:2023.04.19


  双日(株)と宮崎県は、ソルガムやハコヤナギなどの農業資源を活用した資源循環事業に関する連携協定書を締結した。G7宮崎農業大臣会合(2023年4月22、23日)開催を契機に、官民連携により農業資源を活用し、宮崎県内での地域循環型モデルの構築を目指す。双日は、2022年5月、早生樹事業の一環として、宮崎県川南町で、早生樹のハコヤナギの試験植林を開始した。今回の協定締結により、宮崎県から農業資源の生産などに関する情報提供を受けるとともに、製品としての普及性などの評価において連携する予定。双日は、新たに遊休農地や未利用期間の農地も活用して、ハコヤナギに加え、ソルガムの試験生産を開始。さらに、それらを原材料とするバイオマス燃料や家畜用飼料に加工し、需要家にお届けするといった資源循環に向けた実証に取り組む。燃料や飼料などの生産資材は海外資源が多く、国内資源をさらに活用した持続可能な生産構造への転換が求められており、同社は、宮崎県とともに、農業資源の新たな地域循環型モデル構築を目指し、宮崎県の農業と関連産業の成長に寄与していくという。

情報源 双日(株) ニュース
機関 宮崎県 双日(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード バイオマス燃料 | バイオマス | 宮崎県 | 双日 | 試験栽培 | ソルガム | 早生樹 | 川南町 | ハコヤナギ | 農業資源
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