消防庁は、令和5年7月の熱中症による救急搬送人員数(確定値)を公表した。全国における熱中症による救急搬送人員数は、36,549人となり、7月の調査を開始した平成20年以降で2番目に多い記録となった(最も多い搬送人員となったのは平成30年の54,220人)。年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっている。また、搬送された医療機関での初診時における傷病程度等は、軽症が最も多く、次いで中等症、重症となっている。発生場所別の救急搬送人員は、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外)、仕事場(道路工事現場、工場、作業所等)の順。熱中症は正しい知識により、適切に予防することが可能であると示し、エアコンや扇風機の使用や、こまめに水分補給、屋外では帽子をかぶるなどの予防対策を紹介した。特に、子どもや高齢者は熱中症になりやすいため注意が必要と呼びかけた。
情報源 |
消防庁 新着情報
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機関 | 消防庁 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 熱中症 | エアコン | 高齢者 | 年齢区分 | 傷病程度 | 水分補給 | 7月 | 消防庁 | 救救急搬送人員数 |
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