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 豊島区とタニタ、「熱中症予防」のモデル事業を開始

発表日:2021.06.18


  豊島区は、(株)タニタ(本社:板橋区)と共同で、熱中症リスクの見える化などモデル化事業を実施すると発表した。この事業は、環境省の「令和3年度地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業」の採択を受け、取り組むもの。熱中症による死亡例は後を絶たず、また2020年の熱中症死亡者数の約9割は高齢者であったことから、高齢者に占める一人暮らし高齢者の割合が高くなっている同区において熱中症予防対策に取り組む必要があった。これまでに区では、熱中症アラートや区公式ホームページでの呼びかけ、リーフレット配付、また民生・児童委員による戸別訪問などの様々な対策を行っていた。今回、公共施設などに熱中症計を設置し、暑さ指数のデータを集約することで熱中症リスクの見える化を行う(令和3年7月以降)。また、注意情報の呼びかけやセミナーの実施など、区民の熱中症対策意識向上のための啓発活動を進める。同区は、取組を通じ「SDGs未来都市」として、SDGsのゴール17「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」を実践していくという。

情報源 豊島区 報道発表
(株)タニタ プレスリリース
機関 豊島区 (株)タニタ
分野 健康・化学物質
キーワード 熱中症 | 地方公共団体 | 高齢者 | SDGs未来都市 | 熱中症対策 | 熱中症リスク | 豊島区 | タニタ | 熱中症アラート | 熱中症計
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