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 環境省、脱炭素アドバイザー資格制度に新たに5社を認定

発表日:2023.09.26


  環境省は、企業の脱炭素に向けた取組に専門的アドバイスを行う人材を育成する資格制度「脱炭素アドバイザー資格制度」に、5社を認定すると発表した。企業が脱炭素化を進めるに当たり、自社のサプライチェーンから排出される温室効果ガスの把握と削減が求められている。そのためには、温室効果ガス排出量算定、削減目標設定、具体的な削減策実施、財務面を踏まえた設備投資検討や経営方針反映、資金調達の在り方など多様な知見が必要となり、専門的な知識等を備えたアドバイザーによる支援が必要になるとのこと。同省では、人材の育成のための民間資格制度について認定を行う枠組みとして、令和5年3月に、「脱炭素アドバイザー資格制度認定ガイドライン」を制定した。今回、これに基づき申請のあった資格制度について、申請内容を審査した結果、「サステナビリティ検定 サステナビリティ・オフィサー」(一社)金融財政事情研究会、「銀行業務検定試験CBTサステナブル経営サポート」(株)経済法令研究会、「SDGs・ESG金融」(株)銀行研修社、「炭素会計アドバイザー資格3級」 (一社)炭素会計アドバイザー協会、「GX検定ベーシック」スキルアップAI(株)の5社の資格制度に認定を付与した。環境省認定制度は、名称を脱炭素アドバイザーベーシック、認定日は令和5年10月1日として、有効期間を認定日から2年間。

情報源 環境省 報道発表資料
〔参考〕脱炭素アドバイザー資格制度認定事業の概要(PDF)
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 企業 | サプライチェーン | 脱炭素化 | 脱炭素アドバイザーベーシック | 脱炭素アドバイザー | 財務
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