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 第5回国際化学物質管理会議、ドイツ・ボンで開催

発表日:2023.10.05


  ドイツ連邦共和国のボンで第5回国際化学物質管理会議(ICCM5)が開催された(開催日:令和5年9月25日~9月29日)。2006年2月開催のICCMでは「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ」が採択された。今回は、持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)で採択された2020年目標に向けて、予防的なアプローチの考え方に沿った、科学的なリスク評価に基づくリスク削減、化学物質に関する情報の収集と提供、各国における化学物質管理体制の整備、及び途上国に対する技術協力の推進等の分野での戦略と行動計画が定められた。平成27年のICCM4開催から、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、会議日程が大幅に遅延し、今回の開催に至ったという。同会議では、国際的な化学物質管理のための2020年以降の新たな枠組み「Global Framework on Chemicals – For a Planet Free of Harm from Chemicals and Waste」が採択され、日本は、個別の議題に関する議論で、議長を務め、新たな枠組でのアジア・太平洋地域の地域フォーカルポイント(他のなによりも価値があり重要な仕事や行動)に選出されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
〔参考〕ICCM5 第5回国際化学物質管理会議(PDF)
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質管理 | SAICM | ドイツ | ICCM | アジア・太平洋地域 | 新型コロナウィルス | 国際化学物質管理会議 | フォーカルポイント
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