国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都港区)は、報告書『自動車環境ガイド2023』を発表した。この報告書は、世界の自動車大手15社を対象に、気候変動対策をランキング形式でまとめたもので、今年で3回目。公開情報を基に、各社の気候変動対策を、1)ICE(内燃機関)車の段階的廃止〔スコアの配分:77%〕、2)サプライチェーンの脱炭素化〔18%〕、3)資源の節約と効率化〔5%〕の3項目に分け、スコアを算出した上で、4)ネガティブな要素を1.0ポイントを上限として減点して評価した。昨年はトヨタが2年連続の最下位で、日産、ホンダとともに日本勢がワースト3位を独占した。2023年の巻き返しが注目されていたというが、最高はホンダの10位、日産、トヨタ、スズキはそれぞれ11位、13位、15位だった。そのうえでグリーンピース・ジャパンは、日本の自動車会社に対し、ICE車両廃止の先延ばしや反EVロビーをやめ、現在の世界の潮流を直視すべき、ハイブリッド車も含めて可能な限り早期に終了すること等と指摘している。
情報源 |
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン プレスリリース
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機関 | 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン |
分野 |
地球環境 |
キーワード | EV | トヨタ | サプライチェーン | 脱炭素化 | 気候変動対策 | ランキング | グリーンピース・ジャパン | 自動車環境ガイド | 自動車会社 | ICE |
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