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 敦賀港で浮体式貯蔵再ガス化設備による水素・アンモニアサプライチェーン構築調査

発表日:2023.10.27


  福井県、北陸電力、三井物産は、経済産業省のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金の公募採択を受け、敦賀港で浮体式貯蔵再ガス化設備(以下、FSRU)を用いた水素・アンモニアサプライチェーン構築に関する事業化調査を実施する連携協定を締結した。水素・アンモニアは、様々なエネルギー源から作ることができ、燃焼時にCO2を排出しないため、国の第6次エネルギー計画で、カーボンニュートラルの中心的なエネルギー源として期待されている。また、国が主催する共創会議では、水素・アンモニア発電、地域企業の利用促進等を通じた地域内の利用定着と産業化等、敦賀港を中心に貯蔵タンクやパイプラインなど受入と供給設備を備えた供給拠点の形成を目指している。同プロジェクトでは、敦賀港の水素・アンモニアサプライチェーンの構築に向け、アンモニアのFSRU導入とFSRUから供給されるアンモニアの利活用と荷役機械への水素電源導入について実現可能性調査を実施する。同県は水素電源導入関連検討の取り纏め、北陸電力はアンモニア利活用関連検討の取り纏め、三井物産はFSRU関連検討の取り纏め担当するとしており、3者は、それぞれの技術と知見を活用し、敦賀港の水素・アンモニアサプライチェーンの構築と脱炭素社会の実現に貢献するという。

情報源 福井県 報道発表資料
機関 福井県 北陸電力(株)  三井物産(株)
分野 地球環境
キーワード 水素 | 三井物産 | 北陸電力 | アンモニア | サプライチェーン | 福井県 | 敦賀港 | 浮体式貯蔵再ガス化設備 | FSRU
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