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 東急不動産HD✕アイカサ、「傘のいらない街」プロジェクトを始動

発表日:2024.08.28


  東急不動産HDと傘シェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは、渋谷駅周辺でオリジナル「晴雨兼用傘」の提供を開始した。これは、共同プロジェクト「傘のいらない街 渋谷」の一環で、猛暑が続く中での日傘利用を推進する取り組みである。提供する傘は東急不動産が製作した一級遮光の晴雨兼用傘で、アイカサのレンタルスポットを通じて利用できる。渋谷駅を中心とした半径600 m以内のすべてのスポットに設置され、2024年9月には街全体で100か所のレンタルスポットが設置される。今回の取り組みについて、東急不動産HDグループサステナビリティ推進部の幹部は次のようにコメントしている。―――東急グループでは、渋谷駅を中心とした2.5キロ圏内を『広域渋谷圏』と名付け、重点的に事業を展開しています。今回の傘シェアリングプロジェクトは、当社が関与する施設をはじめ、渋谷全体に展開されるもので、傘を必要とする場面を減らすことにより、ビニール傘のポイ捨てを防ぐと同時に、街の景観や環境への負荷を軽減する効果が期待されています。また、今回提供される傘については「2種類のオリジナルデザインを用意しました。ひとつは当社のスローガン『WE ARE GREEN』を反映し、緑色をアクセントにした晴雨兼用傘。もうひとつは、渋谷のエコロジカルや自然環境を象徴する鳥や蝶が描かれた透明傘です。これらのデザインは、雨の日だけでなく、猛暑の日にも渋谷の街を快適に楽しんでいただけることを願って作りましたと述べている。―――東急不動産HDとアイカサは、2023年度から「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト for City」を推進している。今回のプロジェクトはその一環でもあり、地域住民や訪問者にとって利便性を提供すると同時に、環境保護への貢献を目指している。

情報源 東急不動産ホールディングス ニュースリリース
機関 東急不動産ホールディングス(株) アイカサ
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
環境総合
キーワード 環境負荷軽減 | 熱中症対策 | 晴雨兼用傘 | 東急 | 渋谷駅 | 傘シェアリング | 傘のいらない街 | 広域渋谷圏 | WE ARE GREEN | ポイ捨て防止
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