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 小田急電鉄、回生電力貯蔵装置を導入

発表日:2018.05.16


  小田急電鉄(株)は、2018年5月19日、小田急小田原線上原変電所(東京都渋谷区)に「回生電力貯蔵装置」を導入すると発表した。この装置は、電車が減速するときに生み出される回生電力を、変電所に設置した蓄電池に一時的に貯蔵し、電車を走行させるための電力に再利用することで、運転時の総電力量を削減することができ、回生ブレーキ力の安定化による車両停止位置精度の向上など、省エネルギーと安全運行を同時に実現するもの。さらに、停電時の電源供給能力も備えており、大規模停電の際、駅間に停車した列車を最寄り駅まで移動させるための活用を想定している。装置仕様は、1)電池:リチウムイオン電池、2)設備容量:2,000kW、3)貯蔵容量:182.7kWh。同社では、今後も駅や鉄道施設での環境負荷の軽減や、一層の安全性の向上に取組んで行くという。

情報源 小田急電鉄 ニュースリリース(PDF)
機関 小田急電鉄(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 省エネルギー | リチウムイオン電池 | 回生電力 | 小田急電鉄 | 回生電力貯蔵 | 回生ブレーキ力 | 安全運行 | 環境負荷軽減
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