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 東京大学と(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、有機系太陽電池の早期実用化に向けプロジェクト始動

発表日:2010.06.29


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、東京大学先端科学技術研究センターの瀬川浩司教授らとともに、内閣府で実施する最先端研究開発支援プログラム「低炭素社会に資する有機系太陽電池の開発」プロジェクトを開始すると発表した。同プロジェクトでは、国内の大学、民間企業など19の研究機関が密接に連携するオールジャパンの研究体制により、次世代低コスト太陽電池として期待される有機系太陽電池の早期実用化を目指す。有機系太陽電池は、色素増感太陽電池と有機薄膜太陽電池に大別されるが、今回のプロジェクトには、それぞれの電池に優れた実績を有するグループが参画し、相互に連携。さらに、有機系太陽電池の性能評価を目的とした、第三者も利用可能な認証データ計測センターを設立し、有機系太陽電池の実用化環境を整備するなど、国際競争に打ち勝つための研究開発を進めるという。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 低炭素社会 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 太陽電池 | 東京大学 | 有機薄膜 | 色素増感 | 実用化 | 有機系
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