新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「太陽光発電開発戦略」で掲げる発電コスト目標(2030年までに従来型火力発電を下回る発電コスト7円/kWh)を実現するため、高性能と高信頼性を両立した太陽電池の開発に着手すると発表した。NEDOでは、太陽光発電が自立して普及するエネルギーになることを目指し、発電コスト低減技術の開発を進めている。これまでに結晶シリコン太陽電池や化合物太陽電池、ペロブスカイト太陽電池等の開発で、太陽電池の高性能化等において大きな成果をあげてきた。今回、これらの成果をもとに、先端複合技術型シリコン太陽電池の技術開発、超高効率・低コストIII-V化合物太陽電池の技術開発、低コストペロブスカイト太陽電池の技術開発など22件のテーマを実施する。これらにより、14円/kWhを実現する太陽電池モジュールを2020年までに実用化するとともに、2030年までに7円/kWhを実現する要素技術の確立を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 太陽電池 | 低コスト | シリコン | 化合物 | 信頼性 | 高性能 | ペロブスカイト |
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