(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、太陽光発電「世界一」奪還に向けた国家プロジェクト「太陽光発電システム次世代高性能技術開発」を、2010年度から5年計画で実施すると発表した。同プロジェクトでは、日本の太陽光発電システムの導入規模を2020年に現状の20倍に増加させ、世界競争に打ち勝つ競争力を高めるため、企業・大学等の単独の技術開発に加え、相互連携によるコンソーシアム体制も採用し、オールジャパンで技術開発に取り組む。具体的には、結晶シリコン、薄膜シリコン、CIS・化合物系、色素増感系、有機薄膜系等、太陽電池の更なる低コスト化・高効率化を進めるとともに、発電量・信頼性等を評価する技術、太陽光発電システムに係る新材料の開発等に取り組む。これにより「太陽光発電ロードマップPV2030+」で掲げた、2017年目標の発電コスト(14円/kWh)、モジュール製造コスト(75円/W)、モジュール変換効率(20%)の実現を目指すという。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 太陽電池 | 技術開発 | ロードマップ | 有機薄膜 | 色素増感 | シリコン | CIS・化合物 |
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