オリックス自動車(株)、日本ユニシス(株)、(株)イード、及び(株)ジェーシービーは、環境省の平成22年度地球温暖化対策技術開発等事業において「電気自動車(EV)による日本版Autolibに関する技術開発」の採択を受け、平成23年1月から大阪府の協力のもと電気自動車共同利用事業プロジェクトを開始すると発表した。同プロジェクトは、日産自動車(株)製EVを用いたカーシェアリングシステムや、大阪府が推進している「おおさか充電インフラネットワーク」利用時にエコ・アクション・ポイントが付与されるしくみ、またEV利用時に目的地までの走行距離確認や充電場所情報をスマートフォンで入手できる情報提供システムなど、EV社会の到来に向けた各種サービスを開発するというもの。同事業は3年計画で、1年目(平成23年2月まで)に12台、3年後(平成25年2月まで)には約50台のEVを導入する予定。なお、Autolibとは、フランスで2011年内に開始予定の、24時間365日利用可能な「EVカーシェアリング事業」のことである。