大阪府は、同府と岬町及び地元漁協をメンバーとする「岬町木材魚礁開発推進協議会」による、増殖礁(魚を集めたり、稚魚の餌場や棲みかとなる人工の構造物)の設置試験が、平成22年度水産庁「木材利用を促進する増殖技術支援事業」として選定されたと発表した(実施期間:平成22年度から平成26年度(5カ年事業))。同事業は、森林の管理が放置され、地球温暖化の一因ともなっている現状を踏まえ、水産庁が、森づくりと連携したより効率的、効果的な漁場整備を進めようとするもの。同協議会では今後、地域の森林組合等から購入する間伐材(スギ、ヒノキ、竹など)とヒューム管等を組み合わせた増殖礁を岬町地先に設置し、魚介類の増殖を図ることとしており、同増殖礁の開発、製作、設置、モニタリング調査等について国が支援を行うという。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
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機関 | 大阪府 |
分野 |
地球環境 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 地球温暖化 | 大阪府 | 森林管理 | 間伐材 | 生息環境 | 魚礁 | 水産庁 | 魚介類 | 岬町 | 増殖礁 |
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