双日(株)と川崎重工業(株)は、ロシア政府系企業の極東燃料・エネルギーコンプレックス発展戦略研究センターと、ロシア極東地域でのコージェネレーション(熱電併給)化プロジェクトを共同で推進することで合意し、2010年11月12日に、第一期計画実施の枠組み契約およびパイロットプラント向け設備の納入契約に調印すると発表した。同プロジェクトは、ロシア政府が進めているエネルギー効率の改善と環境対策の一環で、2012年に開通予定のサハリンからハバロフスクを経由してウラジオストクまでを結ぶ全長約1,800kmのパイプライン沿いの市町村に、高効率のコージェネレーション設備を導入するもの。同地域では、多くの老朽化した石炭焚きボイラーが稼動しているが、高効率のコージェネレーション設備に置き換えて電力と温水を供給することにより、エネルギーの有効利用と大幅なCO2削減を実現できるという。パイロットプラントは、ハバロフスク州のツィンマーマノフカとホールに計5基建設する計画で、ツィンマーマノフカでは2011年末、ホールでは2013年から稼動する予定。
情報源 |
双日(株) ニュースリリース
川崎重工業(株) ニュース |
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機関 | 双日(株) 川崎重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コージェネレーション | ボイラー | 川崎重工業 | 双日 | ロシア | 高効率 | ガスタービン | パイプライン | 熱供給 | 電力供給 |
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