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 日産自動車(株)、バイオ燃料普及をめざす「とかちE10実証プロジェクト」に参加

発表日:2008.02.06


  日産自動車(株)は、ガソリンにバイオエタノールを10%混合したバイオ燃料E10の普及を目指す国内初の実証実験「とかちE10実証プロジェクト」に参加する。同社は今回、日本で初めてE10対応車として国土交通省大臣認定を取得した同社製品を試験車両として提供し、排気性能試験などをサポートするとともに、実際の使用状態での車両データを取得し、E10燃料対応の車両開発を進める上での課題確認を行う。このプロジェクトは、環境省の「地球温暖化対策技術開発事業」について、(財)十勝圏振興機構が委託を受けて行うもので、2008年4月より北海道十勝地域で実際の走行実験が実施される。プロジェクトで使用するバイオエタノールは、規格外の小麦やてんさいを原料とするため、食糧供給へのインパクトが小さく、北海道でのガソリン需要量の1%(15,000kL/年)を代替できる可能性を持っているという。

情報源 日産自動車(株) プレスリリース
機関 日産自動車(株)
分野 地球環境
キーワード バイオエタノール | バイオ燃料 | E10 | 日産自動車 | 北海道 | 十勝 | 実証実験 | 小麦 | てんさい
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