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 三菱重工業(株)、稲わらなどから国産バイオ燃料を低コストで製造できる技術を確立

発表日:2011.04.21


  三菱重工業(株)は、稲わらなどのソフトセルロースから自動車燃料用のバイオエタノールを製造する技術実証事業において、日本自動車技術会の規格(JASO)に適合するエタノールを製造する一貫技術の確立に成功したと発表した。これは、農林水産省の助成を受け、兵庫県や(財)ひょうご環境創造協会などと共同で2008年度より進めてきた「兵庫県ソフトセルロース利活用プロジェクト」の成果である。同社は、白鶴酒造(株)と関西化学機械製作(株)との3社で、バイオエタノール製造工程の実証を担当し、実機規模のエタノールプラントにおける燃料コストの試算などでも所期の目標(1リットル=90円未満)を達成した。同社は今後、国内外の企業・研究機関などと連携して、バイオエタノールをはじめとするバイオリファイナリー商業用技術の早期確立に取り組み、独自の技術をベースにした試験機および実用機の受注を目指していくという。

情報源 三菱重工業(株) ココにもMHI バイオエタノール
三菱重工業(株) 2011年の主な製品・技術事例
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード バイオエタノール | バイオ燃料 | 実証事業 | バイオリファイナリー | 農林水産省 | 三菱重工業 | 兵庫県 | コスト | 稲わら | ひょうご環境創造協会
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