三菱化学(株)は、生分解性プラスチックの植物原料化に向け、BioAmber社(カナダ)と業務を提携したと発表した。三菱化学では現在、生分解性プラスチックの原料となるコハク酸を石油由来の原料から製造しているが、植物由来の原料を利用することにより、地球環境に配慮した生分解性プラスチックの製造が可能となる。そこで同社は今回、生分解性プラスチックの原料として、BioAmber社が製造販売を行っているバイオコハク酸に着目。今回の業務提携により、BioAmber社からのバイオコハク酸の調達が可能となった。同社は今後、自社の高度生産技術及び分離精製技術と、BioAmber社のバイオコハク酸の既存プロセス技術を組み合わせることにより、より高効率なバイオコハク酸の製造技術の確立を目指すという。
情報源 |
三菱化学(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱化学(株)(現:三菱ケミカル(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオマス | 三菱化学 | カナダ | 植物由来 | 生分解性プラスチック | BioAmber | コハク酸 | 分離精製技術 |
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