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 NEDO、「省エネルギー革新技術開発事業(電力需給緊急対策)」の第1次採択テーマを決定

発表日:2011.06.02


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、東日本大震災により生じた電力需給問題の解決に貢献する実証研究を支援する「省エネルギー革新技術開発事業(電力需給緊急対策)」について、第1次公募の採択テーマを決定したと発表した。同事業は、大幅な省エネルギー効果を発揮する革新的な技術開発を包括的に支援するもの。東日本大震災の発生により、電力の供給力不足や大規模停電が懸念されていることを受け、今回NEDOは、省エネルギーに対する取り組みの強化が必要不可欠な状況を踏まえつつ、電力需給問題の解決に資する技術、または最大消費電力を低減し使用電力量を削減することで省エネルギーに貢献する技術について、緊急公募を実施した。そして、第1回締め切りである5月13日までに提案のあった18件について審査した結果、火力発電の出力増加が期待できるガスタービン用吸気加湿冷却の実証など4件の提案を採択した。NEDOは、これらの事業を通して電力需給ギャップの縮小に貢献するとともに、一層のエネルギー利用の高効率化に取り組むという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 火力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 技術開発 | 消費電力 | 高効率 | ガスタービン | 東日本大震災 | 電力需給
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