(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、不揮発性メモリを積極的に活用して、現行の機器を大きく上回る超低消費電力化を実現するためのコンピューティング(ノーマリーオフコンピューティング)基盤技術開発に着手すると発表した。スマートグリッドやクラウドコンピューティングといった流れの中、今後コンピュータが社会のあらゆる局面で活用されることが予測され、その実現のためには、メンテナンスの観点・低炭素化の観点から更なる機器・システムの低消費電力化が求められている。そこで同プロジェクトでは、1)我が国が優位性を持つ不揮発性素子に関わるハードウェア技術のさらなる高度化、2)不揮発性素子を用いる機器等のアーキテクチャ、ソフトウェアおよびシステム化の要素技術の世界に先駆けた確立、により同素子の特性を活かした新市場を創出し、併せて超低消費電力機器を普及させることにより、温室効果ガスの削減に寄与することを目的とする。なお、事業規模は2011年度で約19.4億円を予定している。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 温室効果ガス | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 技術開発 | 消費電力 | 不揮発性素子 | コンピューティング |
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