(株)IHIは、米国の石炭火力発電所(出力100万kW)向けに、高効率の超臨界圧石炭焚きボイラ設備を受注したと発表した。同社では、近年排出規制が強化されている二酸化炭素等を削減するために、ボイラの高効率化を促進し、低NOxバーナ・脱硝装置・CCS(二酸化炭素回収)などの高度な環境対応技術の開発を進めている。今回受注した超臨界圧石炭焚きボイラは、高温・高圧の蒸気を発生させることができるのが特長で、これにより、発電設備全体の発電効率を向上させ、発電時に排出されるCO2の削減、環境負荷の低減に貢献できるという。同設備は、トライステート電力組合が建設している、米国カンザス州ホルコム発電所2号機に設置される。なお、同発電所は2017年から運転開始の予定。
情報源 |
(株)IHI プレスリリース
|
---|---|
機関 | (株)IHI |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | ボイラ | IHI | 高効率 | 米国 | 蒸気 | 高温 | 超臨界 | 石炭火力発電所 | 高圧 |
関連ニュース |
|