(株)東芝は、米国・アイオワ州のオットゥムワ火力発電所向け発電設備の大型改修工事を受注したと発表した。米国では、環境保護庁により、CO2排出に関する規制に加え、発電所から放出される水銀などの大気有害物質に対する規制が2011年12月に法制化されており、旧式の非効率な石炭火力発電所は新たな環境対策を講じない限り閉鎖を余儀なくされる状況にある。今回、オットゥムワ火力発電所では、蒸気タービンの更新用機器供給及び据付工事と発電機ステータコイル巻替用品供給及び巻替工事を実施する。そのうち、同社が納入する高効率の蒸気タービンの出力は80万kW級で、現在設置されている蒸気タービンに比べて出力が約14%向上するという。なお、据付工事は2014年9月に開始され、2014年末までに完工する予定。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 東芝 | 水銀 | 有害物質 | 高効率 | 環境対策 | 米国 | 火力発電所 | 蒸気タービン | 発電設備 |
関連ニュース |
|