三井不動産レジデンシャル(株)は、サステナブル(持続可能)なすまいとくらしの実現に向け、独自基準のスマートビジョンを策定し、2012年7月より設計を開始する首都圏の物件から、全マンションに導入すると発表した。今回策定したスマートビジョンは、環境負荷を低減する「環境共創プログラム」と、安心安全を築く「複層防災プログラム」の二本柱で構成され、建物や設備(ハード)を、コミュニティ活動(ソフト)で活用・活性化することにより、サステナブルなすまいとくらしを実現する、独自の仕組みを構築している。環境共創プログラムでは、マンションにおける環境負荷を低減する取り組みとして、「グッドサイクルデザイン」を構築した。その構成は、1)エネルギー:太陽光発電設備、エネルギーの見える化など、2)モビリティ:EV充電器、V2Hシステムなど、3)パッシブ:エコガラス、打ち水ブロックなど、4)コミュニティ:環境コミュニティサイト、各種イベント提案など、である