スズキ(株)は、燃料消費を抑制し燃費向上に貢献する技術を開発したと発表した。今回開発したのは、以下の2技術。1)減速時エネルギー回生機構:既存のアイドリングストップ車専用の鉛バッテリーに加え、リチウムイオンバッテリーと高効率・高出カのオルタネーターを併用したもの。減速時の運動エネルギーを電気に変えて充電し、蓄えた電気を走行に必要な電装品に供給することで、発電によるエンジンの負担を軽減し燃料消費を抑制する。2)蓄冷材を通した冷風を室内に送る技術:アイドリングストップ中の車室内に蓄冷材を通した冷風を送り、室温の上昇を抑え快適性を保ちながら、エンジン再始動時間を遅らせることで燃料消費抑制に貢献する。同社では、さらに制御を進化させた新アイドリングストップ機能に、今回開発した技術を組み合わせることで、加速性、快適性を高めながら低燃費を実現する技術を、2012年9月発売予定の軽自動車に搭載するという。
情報源 |
スズキ(株) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | スズキ(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃費 | 燃料 | スズキ | 充電 | 技術 | アイドリングストップ | リチウムイオンバッテリー | 回生機構 | 蓄冷材 |
関連ニュース |
|