日本放送協会(NHK)は、埼玉県久喜市の菖蒲久喜ラジオ放送所で、メガソーラーが完成し、平成24年8月8日から最大容量の発電を開始すると発表した。同放送所では、NHKのラジオ放送(R1、R2)を、関東・甲信越を中心に、宮城県の一部から愛知県の一部まで、約2,000万世帯(全国総世帯の約4割に相当)に提供している。今回整備したメガソーラーは、2MW級の太陽光発電システムで、年間発電量は200万kWhで、年間CO2排出量を1,100トン削減できる。日中の最大発電時には、同放送所すべての電力を供給できる見通しである。NHKでは今後も、省エネルギー施策に積極的に取り組み、環境保護に貢献していくという。