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 中国木材(株)と三菱商事(株)、国内最大規模の木質系バイオマス専焼オンサイト発電事業を開始

発表日:2008.06.16


  中国木材(株)と三菱商事(株)は、両社が50%ずつ出資する「神之池バイオエネルギー(株)」の木質系バイオマス専焼発電所(神之池バイオマス発電所)が完成したと発表した。この発電所は、バイオマス専焼の発電所としては国内最大規模(21,000kw)で、隣接する中国木材(株)鹿島工場で発生する副産物をバイオマス燃料として利用するため、運搬等によるエネルギーロスも最小で、環境負荷もほぼ理想的に押さえられているという。今回の発電事業による二酸化炭素の排出削減効果は、原油換算で、中国木材(株)の電力・蒸気需要分及び隣接工場の蒸気需要分を合わせて約39,500キロリットル、余剰電力分が約21,600キロリットル、総計61,100キロリットル/年となる。なお、本事業は経済産業省より、新エネルギー等事業者支援対策費補助金の交付を受けており、国の二酸化炭素削減施策に対する効果も期待されているという。

情報源 三菱商事(株) プレスリリース(PDF)
機関 三菱商事(株)
分野 地球環境
キーワード バイオマス | 三菱商事 | 木質 | 発電 | 中国木材
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