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 アメリカ環境保護庁、発電所の大気汚染物質情報等のオンラインデータベースを更新

発表日:2008.10.16


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内の発電所から排出される大気汚染物質の情報をオンラインで提供する「排出・発電情報統合データベース(eGRID)」の最新版を公表し、併せて、電力使用に伴う環境影響をまとめた「電力プロファイラー」を更新した。ともに最新データとして2005年排出量が含まれている。eGRIDは、NOx、SO2、CO2、水銀に加え、新たに、温室効果ガスであるメタンやN2Oの排出量データを提供することとなった。これにより、電力使用に基づく温室効果ガス排出量等の計算、汚染物質排出量が最大・最小の発電所の検出、電力会社別の排出量と発電燃料の割合の検証、学術論文や研究事業のための情報の活用が可能になる。また、電力プロファイラーでは、家庭や職場での電力使用による大気汚染物質や温室効果ガスの排出量、利用者の住む地域での発電燃料の割合を見ることができ、これらのデータと全国平均値とを比較し、エネルギー効率化や再生可能エネルギーによる排出削減の方法を知ることができる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | データベース | 排出量 | 発電所 | 環境影響 | 大気汚染物質
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