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 イギリス気象庁、2015年の地球平均気温を予測

発表日:2014.12.17


  イギリス気象庁は、2015年の地球平均気温は1961~1990年の長期平均気温14.0℃に対し、0.52℃~0.76℃(標準偏差2倍)、中心で0.64℃高くなり、1880年以降最も気温の高い年の一つになるという年間地球気温予測を発表した。2014年の平均気温予測では、1961年~90年の長期気温に対し0.43~0.71℃、中心で0.57℃高いと推定していたが、実際の2014年1~10月の気温データはそれと一致し、数値はまだ暫定的だが観測史上最も暑い年の一つになるという。2015年の平均気温も、不確実性の幅を加味しても、最も暑い年の一つになるとしている。これらの観測に基づく推定値は、イギリス気象庁・イースト・アングリア大学気候研究ユニット、アメリカ海洋大気庁の国立気候データセンター等がまとめている3つの主要地球温度データセットの平均値で、2015年の気温上昇には2014年と同様、太平洋熱帯域の継続的な高温、弱いエルニーニョ現象、温室効果ガス濃度の継続的上昇等が要因になっているという。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 予測 | アメリカ海洋大気庁 | イギリス気象庁 | エルニーニョ現象 | 観測 | 熱帯 | 気温上昇 | MetOffice | 地球気温
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