アメリカ環境保護庁(EPA)、同国運輸省(DOT)、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、2022~2025年型の乗用車・小型トラックを対象とした温室効果ガス排出および燃費基準に関する技術評価報告書の草案を公表した。この基準は、消費者が個々のニーズに合った車を選択でき、かつ炭素削減と燃費向上を確保できるよう設けられた2025年までの国のプログラムとして、2012年に策定された。今回の報告によると、自動車メーカーは、新技術の開発と市場への投入を速いペースで進めており、主にガソリン車の高性能化により2022~2025年型の基準達成は可能だという。しかも基準策定時の予想と比べ、同等もしくは低いコストで基準を達成でき、消費者は燃料代を大幅に節約できると分析している。すでに各メーカーは、様々な燃費向上技術(ターボ過給、エンジンの小型化、変速機の高性能化、車体の軽量化など)をエアコンや各種付属品の改良と共に導入。現在、2020年もしくはそれ以降の基準を満たすモデルが100以上販売されているという。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 大気環境 |
キーワード | 燃費 | 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | 排出量 | 炭素 | 乗用車 | 小型トラック | ガソリン車 |
関連ニュース |
|