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 アメリカ環境保護庁、乗用車と小型トラックの炭素排出基準を2025年型車まで継続すると最終決定

発表日:2017.01.13


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、2022~2025年型の乗用車と小型トラックの温室効果ガス排出基準について、様々な削減技術により予想を下回るコストで達成可能だとし、当初の水準を継続することを最終決定した。2012年に2017~2025年型車の排出基準が決定し、その2022~2025年分について中期評価を行うこととなっていた。長期に及ぶ分析の末、EPAは2016年7月に運輸省道路交通安全局等と共同で技術評価報告書の草案を公表し、同11月に今回の決定を提案、幅広い市民の意見も考慮して最終決定に至ったという。この基準の下、2025年までに新車の平均燃費は現在比10mpg(マイル/ガロン)向上の36mpgとなる見通しである。排出基準の導入以降、国内の自動車メーカーは低燃費技術の開発・導入をかつてないペースで進めており、同産業の売上も拡大している。2025年型車まで基準達成が可能であり、また、基準が健康と環境の保護だけでなく消費者の大幅な燃料費節約にもつながることが、分析の各過程で示されたという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 燃費 | 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | 乗用車 | 小型トラック | 排出基準
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