アメリカの大手企業15社からなる「グリーン電力市場開発グループ(GPMDG)」は、再生可能電力を1000メガワット購入するという共同目標を達成したことを発表した。これは、大規模火力発電所1基を代替するのに十分な発電量で、10年で達成する予定だった目標を9年で達成した。GPMDGは、アメリカ最大のエネルギー消費者である企業が、クリーンな再生可能エネルギーを購入するのを支援すべく、世界資源研究所(WRI)によって2000年に設立された。GM社、ステープル社、グーグル社、IBM社等15社が参加している。GPMDGの取り組みは、他の大企業、さらに畜産農家、ホテルやレストラン等の中小企業にも広がりつつあり、議会やオバマ政権が承認した政策や投資により、今後、さらにインフラ整備が進むと期待されている。また、この発表とあわせて、WRIでは、再生可能電力を自社の施設で利用しようとする企業向けに、新たな報告書を公表した。資金調達や購入に関する手引き、詳細な情報に関する問い合わせ先等が掲載されている。
情報源 | 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 世界資源研究所(WRI) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | IBM | グリーン電力 | GPMDG | 世界資源研究所 | WRI | GM | ステープル | グーグル | アメリカ |
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