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 ノルウェー政府、CO2隔離・貯留技術に関する国際会議を開催

発表日:2009.05.28


  ノルウェー政府は、2009年5月27・28日、同国のベルゲンにおいて、CO2隔離・貯留(CCS)を主なテーマにした国際会議を開催し、研究機関、企業、市民団体、メディア関係者など300人以上が参加した。会議では、約20カ国の政府の代表団が、CCS技術の今後の展望やCCS技術への資金提供について、また、温室効果ガスの削減や増大するエネルギー需要の削減に向けた道筋について議論を交わした。閣僚や参加者による議論はインターネットで生中継された。ノルウェー政府は、今回の会議での議論が、国際的な交渉プロセス、とりわけ、12月の第15回気候変動枠組条約締約国会議に向けた交渉やG8の会議に役立つことを期待している。なお、会議に参加したフランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、フランス及び世界の温室効果ガス排出量を削減するため、エネルギー効率化や低炭素エネルギーの促進を補足する手立てとして、CCS技術の開発を支援していく方針を確認した。

情報源 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省 プレスリリース 会議の公式ウェブサイト
国・地域 フランス
機関 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省
分野 地球環境
キーワード CCS | フランス | 温室効果ガス | 国際会議 | ノルウェー | CO2隔離・貯留
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