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 アメリカ環境保護庁・農務省・食品医薬品局、食品廃棄物削減戦略を発表

発表日:2019.04.09


  アメリカ環境保護庁(EPA)、農務省(USDA)、食品医薬品局(FDA)は、食品廃棄物削減のための連邦省庁間戦略を発表した。戦略は、2018年に開始した2年間の3省庁共同取組みである「食品廃棄物削減イニシアティブ」とそのための省庁間合意を前進させるもので、目標年の2020年までの活動内容を示した。アメリカでは食品の3分の1は食べられずに廃棄されるという。食品廃棄・ロスによって失われた経済成長の機会、健康な地域社会、良好な環境を回復するために、省庁間連携と公民連携の強化、普及啓発活動の推進、消費期限等のラベル表示や食品の寄付情報の改善等6分野を重点に取組む。各省庁は単独又は共同で、研究、コミュニティ投資、普及啓発、公民連携、ツール開発、技術的支援、行事開催、政策討議など多様な活動を行う。また、企業や団体に対し、SNS上での各自の取組みの広報や地域活動等の協力を要請し、2030年までに食品廃棄・ロス50%削減を約束する2030チャンピオンを2018年に引き続き募る。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) ニュースリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード アメリカ環境保護庁 | 食品医薬品局 | 農務省 | 食品廃棄 | 食品廃棄物削減イニシアティブ | ロス
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