イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、25ヶ年環境計画に関する初の進捗報告書を公表した。同計画は、野生生物の豊かな生息地の創出、大気質・水質の向上、海洋プラスチック汚染の抑制などを通じて環境を改善していくことをめざして2018年1月に開始された。報告によれば、初年度には計画された行動の90%が実施されたか進行中であるという。実施された施策としては、プラスチック廃棄物の削減(プラスチック製のストローなどの禁止、レジ袋有料化の拡大、廃棄物処理システムの見直し)、農業改革(公正で持続可能な土地管理をめざす農業法案の提出)、森林保護(北方森林の造成)、野生生物生息地の保護(国立公園や特別自然景観地区の拡大)、海洋環境保護(厳しいマイクロビーズ規制)、野生生物の違法取引の取締り(厳しい象牙取引規制)などがある。政府は、作成中の環境法案によって同計画に法的基盤を与え、またグリーン・アクション年とも連動させて、市民、特に子供と若者の環境行動を一層促したいとしている。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | ごみ・リサイクル 自然環境 環境総合 |
キーワード | 野生生物 | 森林保護 | 環境行動 | イギリス環境・食糧・農村地域省 | プラスチック廃棄物 | 海洋環境保護 | 海洋プラスチック汚染 | 農業改革 | 野生生物生息地の保護 | グリーン・アクション年 |
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