タイ・バンコクで、2009年9月28日~10月9日まで、国連の気候変動交渉会合が開催される。この会議は、9月22日にニューヨークで開催された国連気候変動サミットを踏まえて実施されるもので、177ヶ国の政府代表団や産業界、環境NGO、研究機関の代表者など、4000人以上が参加する。会議では、気候変動への適応、森林減少と森林劣化に起因する排出量の削減(REDD)、技術、能力開発、資金に関する制度設計という5項目が焦点となる予定で、工業国については、さらなる排出削減目標を明確にすることが重点となる。また、京都議定書については、土地利用・土地利用変化及び林業部門に関する事項(LULUCF)、コペンハーゲン会議での合意の対象となる新たな温室効果ガスの種類や排出削減の基準年が議題となる。さらに、工業国がより高い目標を設置するためのメカニズムについての検討、排出削減による経済発展への影響の評価も行われる予定。会議の結果は、11月にバルセロナで5日間に渡って開催されるコペンハーゲン会議直前の会合に引き継がれる。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 森林 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 京都議定書 | UNFCCC | コペンハーゲン | 削減目標 | バンコク | 技術 | 資金 |
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