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 欧州化学物質庁、農薬等3物質の分類・表示調和化提案について意見を公募

発表日:2012.08.21


  欧州化学物質庁(ECHA)は、EU内で有害物質の分類・表示を調和化(CLH)する手続きの一環として、新たに提案された3物質のCLHについて意見を公募している。対象となるCLH提案(物質とその分類・表示内容)は、1)農薬・殺菌剤テブコナゾール:急性毒性、水生環境有害性、2)果実収穫後の防カビ剤イマザリル:急性毒性、発がん性、水生環境有害性、3)可塑剤フタル酸ジイソヘキシル(DIHP):生殖毒性、である。ECHAのリスク評価委員会は、寄せられた意見を検討した上でCLH提案を評価し、欧州委員会は、その評価を踏まえて提案を受諾するかを決定する。受諾すれば、その物質はCLHが確定した有害物質リスト(CLP規則附属書Ⅵ第3部)に掲載される。CLHに関する報告書と意見投稿用の書式は、ECHAのウェブサイトで入手可能。意見提出期限はDIHPのみ2012年9月21日、他2物質は同年10月5日である。ECHAは意見投稿者に記名登録を求め、場合によっては後日、追加情報の提供や更なる協議への参加を要請するという。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード EU | 毒性 | 有害物質 | 欧州化学物質庁 | ECHA | 農薬 | リスク評価 | 有害性 | CLP規則 | 水生環境
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