(株)東芝は、「住宅用太陽電池モジュール240W」を採用した太陽光発電システムを、2011年9月13日より発売すると発表した。同システムは、住宅用太陽電池として世界最高となる最大セル変換効率22.6%、最大モジュール変換効率19.3%を実現した、米サンパワー社(カリフォルニア州)の太陽電池モジュールを採用している。同モジュールは、面積あたりの発電量が多いため、設置面積の省スペース化が図れ、同じ面積の屋根に設置した場合、一般的な発電効率の太陽電池モジュールに比べて年間約40%も多くの発電量を得ることができるため(2011年9月5日現在、同社調べ)、国内で導入されている住宅用太陽光発電の余剰電力買取制度の活用により、より多くの光熱費を削減することも可能という。同社は今後、パワーコンディショナなど住宅用太陽光発電システムを構成する機器のラインアップも拡大していくことで、住宅用太陽光発電システムの拡販を図っていくという。