三菱電機(株)は、1.2MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュールを、レモンなどのかんきつ類を栽培・販売する米国のリモネイラ社(本社:カリフォルニア州)の果樹園向けに納入したと発表した。リモネイラ社では、中長期的視野に立って財務面での健全性を向上させ、環境面での負荷を軽減するため、非再生可能エネルギーへの依存度を下げることとし、総電力使用量の約3分の1に相当する発電量が期待できる太陽光発電システムを導入。その際、モジュールの鉛使用量がゼロ(0g)で、製品自体の環境負荷が小さい無鉛はんだ太陽電池モジュールを高く評価し、今回の納入につながった。同モジュールの総設置面積は、東京ドーム約2分の1の広さにあたる約22,260m2で、年間発電電力量は2,000,000kWhと期待されている。