(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が、水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)に搭載された高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)の観測データの本格的な利用を開始したと発表した。NOAAでは、JAXAが開発した「しずく」搭載AMSR2及び全球降水観測計画(GPM)主衛星搭載二周波降水レーダ(DPR)のデータの活用が検討されている。その第一歩として、今回、AMSR2のデータが米国で定常的に気象予報に利用されることとなった。AMSR2は、地球表面から放出される微弱なマイクロ波を雲の影響を受けずに観測できることから、ハリケーンや台風の目など内部構造がより正確に把握でき、その強度や進路の予測等に役立つという。なお、AMSR2の観測データは、平成25年9月から気象庁の数値予報システムに組み込まれ、降水予測精度の向上のために利用されているが、これに引続きNOAAでも定常的な気象予報での利用が開始されたことになるという。
情報源 |
(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース
(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) 水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W) |
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機関 | (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) アメリカ海洋大気庁(NOAA) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | NOAA | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | 水循環 | アメリカ海洋大気庁 | 観測 | 気象 | 予報 | しずく | マイクロ波放射計 |
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